【暴露】転職ポートフォリオが必要になる理由

【暴露】転職ポートフォリオが必要になる理由

転職活動していると「ポートフォリオを作った方が良いよと前職の先輩は言うけど、先輩自身は入社時に作っていなかったっていうから本当に必要なの?」と疑問に思うことも多いことでしょう。

そこで今回は、転職ポートフォリオが必要な理由と利用場面について紹介します。

「今からポートフォリオを作るべきか悩んでいる…」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

転職ポートフォリオが必要な理由

転職ポートフォリオが必要な理由

結論、自分の能力を対外的に証明するためです。

というのも、企業も採用活動にかけられる予算に限りがあるからです。

とくに新卒での就職活動とは異なり、給与は一律ではないので、同じ企業でも1,000万円を優に超える額で入社するものもいれば、400万円ももらえずに入社するという方も少なくありません。

このような背景からも分かる通り、仮に採用の予算が月何百万円を使える余裕があるからといって、誰でも必ず入社できるわけではないことが分かります。

とはいえ、転職してくる求職者側にも事情があり、前職を離れている経緯があるので、同じような理由で辞められては意味がありません。

そこで給与をなるべく公平にジャッジするため、実力を相対的に評価する指標として使われるのが、履歴書・職務経歴書・志望動機書・ポートフォリオといった書類群となるわけです。

ポートフォリオは実力の中でも「実務能力」として、どこまでのモノを再現できるのか。

実務でどれだけの力を発揮できるのかといった活躍の期待値と能力の証明材料として使われます。

転職ポートフォリオの利用場面

転職ポートフォリオの利用場面

実際に転職ポートフォリオが使われる場面は大きく分けて以下の3つ。

  1. 書類選考時
  2. 面接時
  3. 入社後

使われ方の例をそれぞれ紹介します。

1.書類選考時

主に一定の実務能力を保証する材料として使われます。

ポイントとして見られるところとしては、以下3つ。

  • どのようなプロジェクトに関わっていたのか?
  • どれくらい継続的に関わってきたのか?
  • どんな役割でどういう成果を上げたのか?

書類で見られるということもあり、読み手も隅々までは見ないので、端的に何をしてどういう結果を上げたのか?といった部分を中心に主張する必要があります。

もし作る際に情報量を詰め込みすぎている場合は、一度上記の3つの情報がきちんと記されているか確認してから提出するようにしましょう。

2.面接時

今の時代、経歴を盛ろうと思えば、いくらでも盛れてしまいます。

そこで面接時には、前職で培ってきた技術や能力が本当にあるのか。能力の証明材料としてポートフォリオを利用します。

具体的には…

  • なぜそのプロジェクトに関わることになったのか?
  • なぜ長く続けられたのか?
  • なぜ成果を上げられたのか?

といったどういうストーリーがあり、問題を達成するに至ったかを語るために使われます。

ストーリーで語る理由としては、仮に本当に関わってきたことが事実なら、その場の葛藤や悩み・苦しんだことが絶対あるわけで「大変だった」「キツかった」ことがなければ、聞き手によっては胡散臭く映ってしまうからです。

なのでポートフォリオは「こういうもの作ったんですよね!」と伝えるだけでなく「この時はこういう風な状況で○○さんが○○の部分で困っていた。だから○○を作って業務の負担を減らした」のように、ポートフォリオに記載したものを使って、何をどうしたかといった主張の補填に使いましょう。

ちなみに面接での転職ポートフォリオの使い方に関しては、下記の記事で紹介しています。気になった方は、合わせて参考にしてみてください。

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3.入社後

「内定も取れたし、転職活動が終わったからポートフォリオは消して良いっかな〜」と思っているそこのアナタ。ポートフォリオを消す・捨てようとしているなら、それは辞めましょう。

理由としては、ポートフォリオをいつでも見れるところに置いておくと、同じように転職活動や自分で仕事を取る際に役立つからです。

とくにWEB媒体や動画媒体のようにネット上で公開している実績については、実績を見た方から仕事の手伝いやイベントへの出演について声がかかるケースもあるので、特別な事情でもない限りは残しておくようにしましょう。

転職ポートフォリオを作る前に確認すべきこと

転職ポートフォリオを作る前に確認すべきこと

ポートフォリオを作る理由は分かったから、早速作ろうと思った方は実際に作り始める前に、自分と同じ境遇の方がどういったポートフォリオを作っているかを先に確認するようにしましょう。

理由としては、業界や作るものによって面接官が求めるものや知りたいことが、それぞれ微妙に異なるからです。

もちろん制作職であれば、自分が売り込みたい技術や実績もあるでしょうが、奇天烈なものを売り込んでも企業側が欲しいと思うような要素や需要を満たしていなければ意味がありません。

そこで、これから新しくポートフォリオを作っていきたいと考えている方は、まずはライバル調査から始めるようにしましょう。

おわりに

今回のまとめ

今回は「転職ポートフォリオが必要になる理由」について解説しました。

転職のポートフォリオを作るべきか迷っているという方は、ぜひ参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

「アームズ」公式編集部メンバーが不定期で更新。

転職に向けた「ポートフォリオの作り方」「面接で役立つポートフォリオの持ち込み方」や「成功事例」などポートフォリオを作る方々に役立つ情報を発信します。

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